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●遠方を見ている時の目は、水晶体が最も薄くのび、遠方からの光を網膜に結んでいます。 近方を見る時は、水晶体が厚く縮まり、近方からの光をより強く屈折させて網膜に結像させます。 こうして目の屈折力が増すことを「調節」といいます。調節が働き屈折力が増す時、虹彩の付け根にある毛様体筋の輪状線維が収縮し、毛様小帯(Zinn小帯)が弛緩することにより水晶体が前方に厚みを増しています。 ●調節力は、年齢とともに減弱します。これは、水晶体が加齢によって硬くなりその弾力性が低下するためとされています。水晶体の加齢変化はすでに15才頃に始まり、65才まで続きます。 毛様体筋の筋力は年齢によってほとんど変化せず、老眼の原因は主に水晶体の硬化にあると考えられています。 調節により屈折力を増すことができなくなる分、眼鏡等で屈折を補う必要が出てきてしまいます。 |
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