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  涙の分泌とゆくえ ●涙は、図のように上まぶたの外方の骨縁の近くにある涙腺で作られ、上眼瞼結膜円蓋部(→※)の耳側に分泌されます。

分泌を刺激する神経は、三叉神経(角膜の知覚神経)と副交感神経交感神経の3種です。

目に異物が入った時やタマネギをきざんだときなどの反射的分泌は三叉神経、悲しいときなど感情的な号泣は副交換神経、常時分泌は交感神経が作用しています。


●分泌された涙は、角膜と結膜を常にうるおし、異物を洗い流し、抗菌し、酸素と栄養を与え、老廃物を受け取ります。

そしてまばたきとともに上下ふたつの涙点から吸引され、涙小管を経て涙嚢(のう)に溜まり、その後重力により鼻涙管を下り鼻腔に排出されるのです。
 
     
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